Howdy!
Miki3(ミキさん)です。
今使ってる革ミシンは、実は最初は全く使いこなせず文鎮となっていましたので、今後のクラフターの為にも知識として書き留めておきます!
■使っている革ミシンはこれ!
以前ヤフオクで1.5万円で落として少し手を加え、現在も現役に稼働しています。
私自身はミシンには詳しくないですが、手を加えるのに協力して頂いた職人に見立てでは戦前からあるものじゃないか?と言われました。
大分ご年配のミシンなんですねー。
■どんなミシンがいいの?
家庭用ミシン
1㎜以下の皮なら家庭用ミシンでも対応ができます。しかし革専門の機械ではないのであまりお勧めはしません。
安いものなら1万円以下でも買えます。
工業用ミシン
専用のモーターで中には1分間に5000針縫えるミシンもあります。ミシンによっては平ミシンで縫いにくいレザーでも対応できるような腕ミシンというものもあります。
全体的に家庭用ミシンよりパワフルなので物によっては20万円以上します。
八方ミシン
手回しの腕ミシンで、腕部分が長く縫い面をいろんな方向に向けても縫えるミシンです。
手回しやモーターを積んだ電動のミシンまでバリエーション豊かです。
腕ミシンの中では比較的安価で2万円から10万円となります。
手回しミシン
基本は家庭用ミシンなので自身で手直しする前提であれば1万円~3万円で購入が可能です。既に革用に手を加えられているモデルもあるので要チェックですね。
私はヤフオクで通常の状態の手回しミシンを購入しました。
手回しミシンのどこを変えたの?
手回しミシンの動力は人力で動かします。
普通のミシンよりパワーがあるため、針で指を差してしまったり、針が折れてしまうのを防ぐためシャフトとハンドルの間に空転機能が付いていました。
そのままで縫ってしまうと、革の抵抗力でハンドルが空転してしまうので、ハンドルとシャフトの間にイモネジを埋め込めるよう職人の方に加工して頂きました。
ここで加工して頂きました!
埼玉県さいたま市中央区の住宅地にあるミシン専門の会社「株式会社星野ミシン商会」様に加工して頂きました。
全てのメーカー、特殊ミシン、100年前のミシンまで修理、パーツの加工まで行っていただけます。
対応した頂いた星野様、天野様ありがとうございました。
電話対応や、メール対応も可能なのでぜひ相談してはいかがでしょうか?
革ミシンで必要なものは何がいるの?
ボビン
下糸を巻き取っておくのに使います。メーカーによっては合う合わないがあるのでわからない場合は専門のお店に聞くのがいいでしょう。
ミシンオイル
専用の物も売っていますが、わたしは100均のミシンオイルを使っています。
手回しミシンにかぎらずミシンに油を差さないと動きが悪くなってしまいます。
ピカール
こちらもホームセンターで売っているもので大丈夫です。
パーツを磨くのに使います。
ミシン糸はどれがいい?
永井撚糸株式会社の「ビニモMBT」がおすすめです。ビニモMBTは手触りは通常の糸ですが、糸の中心にロウが練りこまれているのでそのまま火であぶると糸処理ができます。
比較的安価で配色も豊富です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
革細工でミシンを導入してみたい人向けの内容寄りで書かせていただきました。
今後は扱い方編、検証編、トラブル編の計4記事でまとめていくので楽しみしてください!
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