【ウエスタン】西部開拓時代の傑作銃コルトシングルアクションアーミー(SAA)について

ウエスタン

Howdy!Miki3(ミキさん)です!
意外とまだ記事にしていない西部開拓時代の象徴!「シングルアクションアーミー(SAA)」について紹介します!

■どんな銃?

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/コルト・シングル・アクション・アーミー

1873年に生産が開始され、1875年にアメリカ陸軍に正式採用された回転式拳銃です。正式名称はM1873で同型の民間型は「シックスシューター」と刻印されてます。
作動方式はハンマーを起こして引き金を引く「シングルアクション」の方式を採用しており安全装置も無いです。
西部劇でも度々登場する有名な「テキサス・レンジャー」では、現在でも一部の隊員の中にはSAAを装備して勤務している者もいます。

■SAAも種類は様々

フロンティアモデル

引用:https://armsweb.jp/report/3470.html

民間向け.44-40口径モデルのSAA。同口径のウィンチェスターライフルと同じ弾が使えるように製造されました。

シビリアン・ガンファイターモデル

民間向け45口径モデルSAA。通称はピースメーカー(平和の使者)。

アーティラリーモデル

砲兵向け約5.5インチモデルSAA。

キャバルリーモデル

引用:https://atomu.biz/shop/products/detail.php?product_id=7780

騎兵向け約7.5インチモデルSAA。

バントラインスペシャルモデル

引用:https://echigokuko.militaryblog.jp/e972258.html

キャバルリーより長い長銃身型を総称したSAA。

シェリフズ・ストアキーパーモデル

引用:https://www.newmgc.com/shop/products/detail.php?product_id=3231

短銃身のSAA。

ビズリー(ビズレー)モデル

引用:http://re-tokyo.com/cat-gun/gun-archive/ハドソン-コルト-s-a-a-ビズリーモデル-4-3/4インチバレ

イギリスのビズレーにある有名な射撃場から由来。
特徴的なハンマーをしており、ターゲットピストルとして導入されたSAA。

■仕組みは意外とシンプル

SAAの仕組みはとてもシンプルでハンマーを起こして弾を格納するシリンダーを回し、引き金を引くことではハンマーが弾の発火機構を叩き、弾丸を飛ばすシンプルなものでした。
当時、金属薬莢式リボルバーの開発でスミス&ウェッソン社に後れを取っていたコルト社が、従来の自社製パーカッション式リボルバーのシリンダー上部にフレームを渡して強度改善を図る形で、本銃のデザインが考案されました。

■シリンダーはスイングアウトしない!?

このリボルバーのシリンダーはスイングアウトでの装填・排莢はできません
装填・排莢の際は、シリンダーを回すためハンマーをハーフコックにし、ローディングゲートを開いて弾の装填・排莢を行います

銃撃戦ではSAAの装填・排莢はなかなか難しいので、2丁下げるガンマンも少なくありませんでした。

■特徴的なグリップ

オートマチックとは違い、湾曲している特徴的なグリップは片手に持つように特化した形ですね。
グリップにも競技用や彫刻が入っているものもあるので、カスタムは無限大です。

■使っていたガンマンは数知れず

保安官ワイアット・アープビリーザキッドの有名ガンマンもSAAを使っていて西部劇の象徴とされる拳銃でした。
また、コナミゲームから出ているメタルギアシリーズのキャラクター、オセロットもSAAを使用しておりガンプレイで一躍有名になりました。

■SAAと同じ形のエアガンも存在する!?

昔からSAAは人気のモデルで既に絶版のモデルもありますが現在生産され続けているメーカーを紹介します。

リアル志向!タナカワークス。ペガサスシステムのSAA!

エアーガン | TANAKA WORKS

独自のシリンダーにガス充填システムを持つタナカワークスのSAA。薬莢を装填する機能をなくした代わりに、実物のグリップの装着やBB弾の飛距離に特化したモデルで多くのガンマンが愛用しています。
また、新しいペガサス2システムが発表され、6発の総弾数から24発まで装填できるようになりました。

世界中で人気!10禁のSAA。東京マルイ!

SAA.45 シビリアン 4 3/4インチ ブラック【エアーリボルバー プロ】 - BBエアーリボルバー | 東京マルイ エアソフトガン情報サイト
4.75インチバレルを採用した、SAA.45の2ndジェネレーションモデル。SAA.45 シビリアン 4 3/4インチ ブラック【エアーリボルバー プロ】 - BBエアーリボルバー

世界でも高評価を得ているエアガンメーカーの東京マルイが発表した10禁のエアーコッキングSAA。薬莢に気密を取る機構を採用し10禁のパワーでも安定してBB弾の発射が可能です。
また薬莢は45口径ロングコルト弾と同じ大きさを採用しリアル感が増しています。

重量感はまるで本物!Xカートリッジのマルシン!

Xカートリッジというオリジナルの薬莢を採用し、重量感のある薬莢はマルシンメーカーしかなく根強いファンも多くいます。
最近は新しいモデルも販売され、さらに人気も博しています。

■実はモデルガンを使った競技も日本に存在する

SAAにもモデルガンがあり、モデルガンを使った早撃ち(ファストドロウ)の競技もあります。
以前紹介した、Dead Gunman’s Society 14でも早撃ちの体験会はやっているので手ぶらで参加可能です!

ハートフォード - ファストドロウ コンテスト 定例会、練習会

■SAAにはやっぱりレザーホルスターが似合う!

SAAにはやはり、レザーホルスターが合いますよね。現在日本ではあまり販売されている所は少ない状態です。
オリジナルのホルスター、ガンベルトが欲しい時はぜひMiki3のオンラインショップやX/Twitterでご連絡ください。

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こんにちは、こんばんわ !miki3(ミキさん)です! レザークラフトでホルスターを中心に制作活動を行っています。 いいね、チャンネル登録よろしくお願いします!

コメント

  1. しんぞー より:

    SAAの種類について、もっと詳しく知りたいです。

    • miki3 より:

      記事を読んで頂きありがとうございます!
      今後どんどんSAAの記事も書いていくのでご期待ください。

      また、可能であれば他にもどのような事が知りたいかなどあれば教えていただけると幸いです。

      応援よろしくお願いいたします!

  2. しんぞー より:

    返信ありがとうございます!

    具体的にはというか、それぞれの種類についてもっと詳しい情報が欲しいなと…

    難しいかもしれませんが宜しくお願い致します!

    • miki3 より:

      ご連絡ありがとうございます。
      今回紹介したSAAは定番中の定番を紹介させていただきました。
      当時のアメリカ陸軍が採用されたのでシングル・アクション・アーミー(SAA)と呼ばれているので厳密にいうとSAAは紹介したもののみと文献では確認されています。

      ですが西部開拓時代のシングルアクション式の銃はたくさんあるのでどんどん紹介していきますのでご期待ください。