Howdy!
Miki3(ミキさん)です。
9月に入り、涼しくなるかと思いきや残暑厳しいですね。
今年はまだキャンプに行けてないのでどこかキャンプにいきたいと考えてます。
今回は、西部開拓時代の長距離移動に必需品の「幌馬車」についての紹介です。
■キャトルドライブでの移動手段
西部開拓時代の西部荒野は、なかなか作物が育たず西へ西へと移動していきます。
移動の際は数人ではなく何十人と固まって移動するので何世帯もの荷物を運ぶ為に「幌馬車」は重宝されていました。
移動用、運送用、護送用、移動販売用など様々な種類の幌馬車が作られたようです。
■幌馬車の仕組みとしては簡単
幌馬車は簡単に分けると3つのパーツに分けられます。
「車台」「荷台」「カバー」の3つです。
荷台に必要最低限の荷物と食料を積んで移動しします。
また、カバーの部分は湾曲した骨組みに結び付けているのではなく荷台にひっかけているので暑い日はカバーを巻き上げて風を通してました。
■馬車の要はホイール
ホイールは少し扇状になっており、牽引する家畜に負担を逃がすため硬いカエデ、ヒッコリー、オークなどの広葉樹から作られていました。
もちろんタイヤ、車軸など負荷が強くかかる部分は鉄で作られていました。
荷台と車輪を繋いでいるシャフト「アクスルアセンブリー」と車輪の間には鉄のベアリングがあり滑りを良くするため動物性脂肪とタールを混ぜたグリースを塗りこんでいました。
またホイールにはブレーキレバーもあり馬車を引いている家畜に負担がかかりにくいようにしています。
■よく考えられた仕組み
荷台は大きな桶のような形をしておりそのまま車輪をつけると曲がった時にアクスルアセンブリーと車輪に負荷がかかり最悪折れてしまいます。
そのため、前輪を左右に動かせるギミックを採用することで細道や街並みでも旋回出来るようになりました。
■馬車にはあまり乗らない
幌馬車はカバーが掛かっているので前方にしか視界が見えない状態となります。
西部開拓時代は無法者や山賊も多くいたので死角から襲われる可能性があるので子ども、女性は荷台に載せて男性は歩きながら周りを警戒していました。
■実はサスペンションもついている
幌馬車は舗装される道路を渡るわけでは無いので、運搬や貴族の馬車には鉄バネがついたサスペンションがつけられていました。
移民用の幌馬車にはサスペンションが無かったので乗り心地は良くありませんでした。
■まとめ
現在でも「Cowboy Camp」というものがあり、幌馬車でキャンプするイベントがあるようです。
幌馬車で出店しているお店もあるようなので私も作ってみようなぁ。
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